モックさんの薪ストーブ哲学(薪ストーブの選び方)③

燃焼時間が長い薪ストーブ。寒い冬の朝熾火が残っていると室内が暖かいし薪を足すとぐ火が回ります。それが可能な薪ストーブをハイブリッド以外でないものか?(火持ちがいい事に特化した)といううことで次のようになりました。

第1位 ハーマン オークウッド&オークリーフ

今年からダッジウェストさんが総輸入元で販売されてます。

特徴は

①炉内の奥にあるファイヤードームテクロノジー(再燃焼ボックス)によって最大で17時間連続燃焼が可能となってます。

②トップフローティングがあるので薪を上から投入できます。

③ウォーミングシェルフを付けることによって天板が広く使えるのでクッキングが得意です。

④安定燃焼に入ると水平燃焼に入るのでクリーンバーン機とは違う炎が見れます。

特筆すべきは薪を一杯詰めれば最大で17時間火持ちしますよということです。実際のところ色々な条件が絡むと前後するでしょうが凄いことだと思います。翌朝寒い思いをすることがなくなるでしょう。それにしても何時灰取り皿を取ったらいいんだろう?

第2位 ダッジウェスト エンライト

日本でも馴染みの深い機種ですね。

特徴は

①1位のハーマン同様炉内に再燃焼ボックスを設置してリーンバーン燃焼を促進し、少ない薪で長時間燃焼と少排煙を可能としています。

②天板が対流式(コンベクション)となってますのでお部屋の暖まりが輻射式と比べると若干早い。

③直線基調で飽きの来ないデザインです。

④安定燃焼に入ると水平燃焼に入るのでクリーンバーン機とは違う炎が見れます。

特筆すべきはハーマン程ではありませんがラージサイズで14時間、ミドルサイズで12時間スモールサイズで10時間と燃焼時間の長さが売りですね(いつ灰取り皿を取るんだ?)。実際はカタログ表示通りとは行きませんが薪の消費が少ない(燃費のいい薪ストーブ)はありがたいです。最後に、少しで長く燃やすためにはどんな薪ストーブでも一番大事なのは薪です。乾いた薪(良質の薪)を使うことが大前提です。そして決して過度燃焼は絶対ダメ、メーカー指定の温度範囲を守りましょう、毎年の煙突掃除とメンテナンスもしっかりしましょう。可愛い愛車と思って使ってあげて下さい。